プロテインの肝臓や腎臓への影響は?
プロテインを飲んでいると、肝臓や腎臓がヤラレルよ!
気をつけなさいよ!
という話をネットで見かけました。
えっ?そうなの?
実際どうなのか調べてみました。
プロテインメーカーのDNSによると…
迷信(4)プロテインを飲むと、腎臓や肝臓がおかしくなる。
→ウソ
摂取量さえ守れば、プロテインが内臓に負担をかけることはない。
これもまた、行き過ぎた迷信である。勘違いもいいところだ。
http://www.dnszone.jp/magazine/2014/0507-001.php
まあ、DNSは全力でそんなことないよ!って否定していますが、摂取量を守らないと内臓にも影響がある、というのが本当のところみたいです。
食事の量でとれるタンパク質はたかが知れています。だけど、プロテインは、健康を害するほど効率よくタンパク質を摂ることができちゃうんですね。
また、摂取量を守っていても不都合が出てくるケースもあるようです。
- 尿路結石ができやすくなる、かも。
- 腸内環境が悪くなりやすい
- 痛風の人は注意
順に見て行きましょう。
尿路結石ができやすくなる
たんぱく質を多く取っていると、尿路結石ができやすくなるそうです。
健康機械を販売しているオムロンによると…
結石はなぜできるのか
結石は従来、中年以降の男性に多くみられました。ところが最近は若年化が進み、女性にも増えています。その背景には食生活の洋風化、とくに肉類など動物性タンパク質の摂取量の増加が指摘されています。
たんぱく質を多く取っていると、体内のシュウ酸とたんぱく質が結合して、石のようなカタマリになるのだそうです。
腸内環境が悪くなりやすい
たんぱく質は、腸内の悪玉菌のエサになりやすく、腸内環境が悪くなります。プロテインを飲み過ぎると、おならや便がすっごい臭くなる、というのがこれが原因っぽいですね。
また、ニオイだけではなく、腸から腐敗物質が吸収され、それが皮膚のあたりまでくると、モーレツなかゆみを感じたりします。
急にすっごい背中がかゆくなることがある、とか、寝ているとくに痒くて体をかきむしりまくる、というあなたは注意。
痛風の人
尿酸値が高く、肉を多めに食べると「あ…なんか、足が痛くなってきた…」という状態の方。
通常の食事プラスプロテインという生活を続けると、痛風の症状が悪化(そのさきは、腎臓を悪くする)する可能性があります。
上記の人は、プロテインなしで筋トレがんばるしかないの!?
例えば、痛風なんかは、肥満を解消すると症状が和らぐと言われていますが、激しい運動をすると症状が強くなるんですよね。
そんな場合は、アミノ酸サプリを利用するのが良いかも知れません。
たんぱく質が筋肉に届くまでには、↓こんな感じで、分解に分解をかさねて筋肉に届くんですね。
ただし、その分解の過程で上記のような余計なことが起こってしまうんですよね。
ということは…
たんぱく質をとるよりも、「ペプチド」や「アミノ酸」を摂ればいいんですね。実際、そういうサプリなどもフツーに出ています。最近では、HMBもサプリ化されています。
たとえば、ペプチドはこんなやつ。
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アミノ酸サプリはこんなかんじ。
【送料無料】アルプロン BCAA【100g×10個セット】【体力維持 体作り 高品質 サプリ アミノ酸 パウダー スーパーアミノ酸 サプリメント】【ゆうメール便は到着まで4?7日・日時指定不可】
アミノ酸をもっとも効率よい配合でブレンドしたBCAAと呼ばれるものが人気です。
最近出てきたHMBサプリはこんな感じ。
HMBの詳しいトコロはこちらにまとめました。
たんぱく質のとりすぎを避けつつ、効率よく筋肉をつけたいっ!というあなたは、チェックしてみてくださいね。