プロテインと肝臓
プロテインの取り過ぎは肝臓に悪影響があるそうですが、どうなんでしょうか?
プロテイン(=タンパク質)の取り過ぎは、腎臓に悪影響があるそうです。
参考)プロテイン副作用
実は、同時に肝臓にも影響あるんですね。
タンパク質摂る
↓
肝臓で分解時に毒素(アンモニア)出る
↓
腎臓で分解時に毒素(窒素)出る
ということのよう。摂り過ぎると、肝臓、腎臓が酷使されるとのこと。
ただし、1日100gくらいのタンパク質ならば全く問題ないそうなので、取り過ぎなければ心配しなくてもいいかな?
肝臓病には多めのタンパク質が必要
肝硬変ではさまざまな代謝異常によってたんぱくが失われる一方、たんぱく合成そのものも低下しています。栄養学的にみると、健常人より多くのたんぱく摂取が必要となり、その量は理想体重1kg当たり1日1.3g程度とされています。
- 肝臓病患者は、通常より多いタンパク質が必要になる(1.3g/日。 一般人は1g/日)
- だけど、摂り過ぎると、肝臓で分解時に発生するアンモニアで体に良くない
- 「ちょうど良い量」のタンパク質を摂ることが重要
とのことです。
筋トレに限らず、「過ぎたるは及ばざるがごとし」ということでしょうか。
プロテインとりすぎると、肝臓が悪くなるよ!という嘘。
たしかにプロテインは、効率よくタンパク質をとれるので、飲み過ぎると、通常食事で摂れるのとはケタ違いのタンパク質が摂れてしまいます。
でもそれは、「病気になるほど肉を食べると、病気になるよ!」っていうのと同じような気がします。
タンパク質は、消化時に毒素を出すので、大量にプロテインを飲むと確かに肝臓に負担がかかることは間違いないんですね。
でも、少なくとも、各プロテインの説明に書いてある、1日の目安量を守っていれば、肝臓を悪くするということはないでしょう。
もちろん、もともと肝臓を患っているというあなたは、医師の指示に従ってくださいね。